硫酸鉄
最終更新：
kusurisuku 2022年01月18日(火) 15:52:30履歴
鉄剤
・消化管吸収の良さ[第一鉄(2価鉄)＞第二鉄(3価鉄)]
・貯蔵鉄が正常化するまで投与を続ける必要がある(鉄欠乏性貧血では、まず貯蔵鉄、ついで血清鉄が減少するため)
・酸化により無機鉄(Fe3+)となったのち、胃内でビタミンCなどで還元されてFe2+となり上部小腸から吸収される(Fe2+はFe3+より吸収が極めてよい)
→小腸上皮細胞で再びFe3+となりアポフェリチンを結合して、大量にフェリチン(貯蔵鉄)として組織に蓄えられる(鉄九州はフェリチンの量によって吸収が制御される)
作用機序
効能効果
「乾燥硫酸鉄」
含有医薬品
「乾燥硫酸鉄」
「経腸成分栄養剤」
「経腸成分栄養剤」
経腸成分栄養剤
・消化管吸収の良さ[第一鉄(2価鉄)＞第二鉄(3価鉄)]
・貯蔵鉄が正常化するまで投与を続ける必要がある(鉄欠乏性貧血では、まず貯蔵鉄、ついで血清鉄が減少するため)
・酸化により無機鉄(Fe3+)となったのち、胃内でビタミンCなどで還元されてFe2+となり上部小腸から吸収される(Fe2+はFe3+より吸収が極めてよい)
→小腸上皮細胞で再びFe3+となりアポフェリチンを結合して、大量にフェリチン(貯蔵鉄)として組織に蓄えられる(鉄九州はフェリチンの量によって吸収が制御される)
作用機序 
不足した鉄を補う
→ヘモグロビンの合成を促進
→ヘモグロビンの合成を促進
効能効果
「乾燥硫酸鉄」
鉄欠乏性貧血
含有医薬品
「乾燥硫酸鉄」
フェロ・グラデュメット錠105mg
「経腸成分栄養剤」
1.一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
2.一般に，手術後患者の栄養保持に用いることができるが，特に長期にわたり，経口的食事摂取が困難で，単位量当たり高カロリー（1.5kcal/mL）の経腸栄養剤を必要とする下記の患者の経管栄養補給に使用する．
(1)水分の摂取制限が必要な患者（心不全や腎不全を合併している患者など）
(2)安静時エネルギー消費量が亢進している患者（熱傷患者，感染症を合併している患者など）
(3)経腸栄養剤の投与容量を減らしたい患者（容量依存性の腹部膨満感を訴える患者など）
(4)経腸栄養剤の投与時間の短縮が望ましい患者（口腔外科や耳鼻科の術後患者など）
2.一般に，手術後患者の栄養保持に用いることができるが，特に長期にわたり，経口的食事摂取が困難で，単位量当たり高カロリー（1.5kcal/mL）の経腸栄養剤を必要とする下記の患者の経管栄養補給に使用する．
(1)水分の摂取制限が必要な患者（心不全や腎不全を合併している患者など）
(2)安静時エネルギー消費量が亢進している患者（熱傷患者，感染症を合併している患者など）
(3)経腸栄養剤の投与容量を減らしたい患者（容量依存性の腹部膨満感を訴える患者など）
(4)経腸栄養剤の投与時間の短縮が望ましい患者（口腔外科や耳鼻科の術後患者など）
「経腸成分栄養剤」
エンシュア・リキッド
エンシュア・H
エネーボ配合経腸用液
エンシュア・H
エネーボ配合経腸用液
経腸成分栄養剤
| エネーボ/エンシュア・リキッド | エンシュア・H | |
|---|---|---|
| 手術後患者の栄養保持・経口的食事摂取が困難な場合 | ○ | × |
| 水分の摂取制限が必要な患者 | × | ○ |
| 安静時エネルギー消費量が亢進している患者 | × | ○ |
| 経腸栄養剤の投与容量を減らしたい患者 | × | ○ |
| 経腸栄養剤の投与時間の短縮が望ましい患者 | × | ○ |
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