硫酸マグネシウム
最終更新：
kusurisuku 2022年01月27日(木) 17:10:54履歴
・過量投与で呼吸抑制や心停止を起こすことがある
作用機序
効能効果
硫酸マグネシウム水和物
硫酸マグネシウム水和物・ブドウ糖
ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク
フェニルアラニン除去ミルク
ブドウ糖・無機塩類配合剤
溶連菌抽出物
含有医薬品
硫酸マグネシウム水和物
硫酸マグネシウム水和物・ブドウ糖
ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク
フェニルアラニン除去ミルク
ブドウ糖・無機塩類配合剤
溶連菌抽出物
医薬品の適応一覧
硫酸マグネシウム水和物
・粉末について
＊「恵比寿」「東海」は、便秘症のみ記載あり
＊＊「ヤマゼン」Ｍ は、便秘症・胆石症のみ記載あり
＊＊＊「NikP」は、すべて(便秘症・胆石症・低マグネシウム血症・子癇・頻脈性不整脈)記載あり
硫酸マグネシウム水和物・ブドウ糖
溶連菌抽出物
アミノ酸・糖・電解質
アミノ酸・糖・脂肪・電解質
アミノ酸・糖・電解質・ビタミン
アミノ酸・糖・電解質
アミノ酸・糖・脂肪・電解質
アミノ酸・糖・電解質・ビタミン
高カロリー輸液用基本液
高カロリー輸液用基本液
アミノ酸・糖・電解質
アミノ酸・糖・電解質・ビタミン
肝不全用成分栄養剤
経腸成分栄養剤
肝不全用成分栄養剤
経腸成分栄養剤
肝不全用成分栄養剤
経腸成分栄養剤
＊新生児及び乳幼児の栄養管理
作用機序 
・子宮平滑筋へのCa2+流入を抑制
→子宮平滑筋を弛緩
・神経接合部のアセチルコリン放出を阻害
→骨格筋を弛緩
・内服では腸管から吸収されにくいため、腸内の浸透圧が高くなる
→組織側から腸管内に水分を吸引
→腸内容物を膨張・軟化させ、排便を促進
→子宮平滑筋を弛緩
・神経接合部のアセチルコリン放出を阻害
→骨格筋を弛緩
・内服では腸管から吸収されにくいため、腸内の浸透圧が高くなる
→組織側から腸管内に水分を吸引
→腸内容物を膨張・軟化させ、排便を促進
効能効果
硫酸マグネシウム水和物
〈経口〉便秘症
〈注入〉胆石症
〈注射〉1.低マグネシウム血症
2.子癇
3.頻脈性不整脈
4.電解質補液の電解質補正
〈注入〉胆石症
〈注射〉1.低マグネシウム血症
2.子癇
3.頻脈性不整脈
4.電解質補液の電解質補正
硫酸マグネシウム水和物・ブドウ糖
1.切迫早産における子宮収縮の抑制
2.重症妊娠高血圧症候群における子癇の発症抑制及び治療
2.重症妊娠高血圧症候群における子癇の発症抑制及び治療
ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク
メープルシロップ尿症
フェニルアラニン除去ミルク
フェニルケトン尿症
ブドウ糖・無機塩類配合剤
眼手術（白内障、硝子体、緑内障）時の眼内灌流及び洗浄
溶連菌抽出物
1.胃癌（手術例）患者及び原発性肺癌患者における化学療法との併用による生存期間の延長
2.消化器癌患者及び肺癌患者における癌性胸・腹水の減少
3.他剤無効の、頭頸部癌（上顎癌、喉頭癌、咽頭癌、舌癌）及び甲状腺癌
4.リンパ管腫
2.消化器癌患者及び肺癌患者における癌性胸・腹水の減少
3.他剤無効の、頭頸部癌（上顎癌、喉頭癌、咽頭癌、舌癌）及び甲状腺癌
4.リンパ管腫
含有医薬品
硫酸マグネシウム水和物
硫酸マグネシウム 恵美須
硫酸マグネシウム「ヤマゼン」Ｍ
硫酸Ｍｇ補正液１ｍＥｑ／ｍＬ
硫酸マグネシウム「ヤマゼン」Ｍ
硫酸Ｍｇ補正液１ｍＥｑ／ｍＬ
硫酸マグネシウム水和物・ブドウ糖
静注用マグネゾール20mL
マグセント注100mL
マグセント注シリンジ40mL
マグセント注100mL
マグセント注シリンジ40mL
ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク
ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合散「雪印」
フェニルアラニン除去ミルク
フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」
ブドウ糖・無機塩類配合剤
オペガードMA眼灌流液
溶連菌抽出物
ピシバニール注射用0.2KE／ピシバニール注射用0.5KE／ピシバニール注射用1KE／ピシバニール注射用5KE
医薬品の適応一覧
硫酸マグネシウム水和物
| 粉末*,**,*** | 補正液 | |
|---|---|---|
| 〈経口〉 | ○× | ○× |
| 便秘症 | ○ | × |
| 〈注入〉 | ○× | ○× |
| 胆石症 | ○ | × |
| 〈注射〉 | ○× | ○× |
| 低マグネシウム血症 | ○ | × |
| 子癇 | ○ | × |
| 頻脈性不整脈 | ○ | × |
| 電解質補液の電解質補正 | × | ○ |
＊「恵比寿」「東海」は、便秘症のみ記載あり
＊＊「ヤマゼン」Ｍ は、便秘症・胆石症のみ記載あり
＊＊＊「NikP」は、すべて(便秘症・胆石症・低マグネシウム血症・子癇・頻脈性不整脈)記載あり
硫酸マグネシウム水和物・ブドウ糖
| マグセント | マグネゾール | |
|---|---|---|
| 切迫早産における子宮収縮の抑制 | ○ | × |
| 重症妊娠高血圧症候群における子癇 | ○ | ○ |
溶連菌抽出物
すべて同じ
アミノ酸・糖・電解質
ツインパル輸液(500mL)／ツインパル輸液(1000mL)
ピーエヌツイン−1号輸液／ピーエヌツイン−２号輸液／ピーエヌツイン−３号輸液
ピーエヌツイン−1号輸液／ピーエヌツイン−２号輸液／ピーエヌツイン−３号輸液
アミノ酸・糖・脂肪・電解質
ミキシッドＬ輸液／ミキシッドH輸液
アミノ酸・糖・電解質・ビタミン
ネオパレン1号輸液（1000mL袋）／ネオパレン1号輸液（1500mL袋）／ネオパレン２号輸液（1000mL袋）／ネオパレン２号輸液（1500mL袋）
エルネオパNF１号輸液（1000mL袋）／エルネオパNF１号輸液（1500mL袋）／エルネオパNF１号輸液（2000mL袋）／エルネオパNF２号輸液（1000mL袋）／エルネオパNF２号輸液（1500mL袋）／エルネオパNF２号輸液（2000mL袋）
ワンパル1号輸液／ワンパル2号輸液
パレセーフ輸液
パレプラス輸液(500mL)／パレプラス輸液(1000mL)
ビーフリード輸液（５００ｍＬ袋）／ビーフリード輸液（１０００ｍＬ袋）
エルネオパNF１号輸液（1000mL袋）／エルネオパNF１号輸液（1500mL袋）／エルネオパNF１号輸液（2000mL袋）／エルネオパNF２号輸液（1000mL袋）／エルネオパNF２号輸液（1500mL袋）／エルネオパNF２号輸液（2000mL袋）
ワンパル1号輸液／ワンパル2号輸液
パレセーフ輸液
パレプラス輸液(500mL)／パレプラス輸液(1000mL)
ビーフリード輸液（５００ｍＬ袋）／ビーフリード輸液（１０００ｍＬ袋）
アミノ酸・糖・電解質
1.経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、アミノ酸、カロリー補給
2.下記状態時のアミノ酸、電解質及び水分の補給
(1)経口摂取不十分で、軽度の低蛋白血症又は軽度の低栄養状態にある場合
(2)手術前後
2.下記状態時のアミノ酸、電解質及び水分の補給
(1)経口摂取不十分で、軽度の低蛋白血症又は軽度の低栄養状態にある場合
(2)手術前後
アミノ酸・糖・脂肪・電解質
経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、アミノ酸、脂肪、カロリー補給
アミノ酸・糖・電解質・ビタミン
高カロリー輸液用基本液
消化管栄養が不能又は不十分な場合，あるいは休止する場合の経中心静脈輸液療法による栄養補給に用いる．
高カロリー輸液用基本液
ハイカリック液−１号(700mL)／ハイカリック液−２号(700mL)／ハイカリック液−３号(700mL)
アミノ酸・糖・電解質
| ツインパル | ピーエヌツイン | |
|---|---|---|
| 経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、アミノ酸、カロリー補給 | 〇 | × |
| 下記状態時のアミノ酸、電解質及び水分の補給 | × | 〇 |
| 経口摂取不十分で、軽度の低蛋白血症又は軽度の低栄養状態にある場合 | × | 〇 |
| 手術前後 | × | 〇 |
アミノ酸・糖・電解質・ビタミン
肝不全用成分栄養剤
肝性脳症を伴う慢性肝不全患者の栄養状態の改善
経腸成分栄養剤
1.一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、
特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
2.新生児及び乳幼児の下記疾患の栄養管理に用いる。ただし、適用年令は原則として 2 才未満とする。
(1)小腸切除、回腸瘻造設等で消化吸収障害を有する場合
(2)悪性腫瘍
(3)心疾患術後
(4)難治性下痢
(5)術前に腸管内の清浄化を要する場合
(6)消化管術後で未消化態タンパクを含む栄養物による栄養管理が困難な場合
(7)ヒルシュスプルング病（short segment）の保存療法、胆道閉鎖、栄養障害等で未消化態タンパクを含む栄養物による栄養管理が困難な場合
特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
2.新生児及び乳幼児の下記疾患の栄養管理に用いる。ただし、適用年令は原則として 2 才未満とする。
(1)小腸切除、回腸瘻造設等で消化吸収障害を有する場合
(2)悪性腫瘍
(3)心疾患術後
(4)難治性下痢
(5)術前に腸管内の清浄化を要する場合
(6)消化管術後で未消化態タンパクを含む栄養物による栄養管理が困難な場合
(7)ヒルシュスプルング病（short segment）の保存療法、胆道閉鎖、栄養障害等で未消化態タンパクを含む栄養物による栄養管理が困難な場合
肝不全用成分栄養剤
アミノレバンEN配合散
ヘパンED配合内用剤
ヘパンED配合内用剤
経腸成分栄養剤
ツインラインNF配合経腸用液
エレンタールP乳幼児用配合内用剤
エレンタールP乳幼児用配合内用剤
肝不全用成分栄養剤
すべて同じ
経腸成分栄養剤
| ツインライン | エレンタールP | |
|---|---|---|
| 一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、 特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給 | ○ | × |
| 新生児及び乳幼児の下記疾患の栄養管理に用いる | × | ○ |
| 小腸切除、回腸瘻造設等で消化吸収障害を有する場合 | × | ○ |
| 悪性腫瘍 | × | ○ |
| 心疾患術後 | × | ○ |
| 難治性下痢 | × | ○ |
| 術前に腸管内の清浄化を要する場合 | × | ○ |
| 消化管術後で未消化態タンパクを含む栄養物による栄養管理が困難な場合 | × | ○ |
| ヒルシュスプルング病（short segment）の保存療法、胆道閉鎖、栄養障害等で未消化態タンパクを含む栄養物による栄養管理が困難な場合 | × | ○ |
＊新生児及び乳幼児の栄養管理
コメントをかく