薬剤師勉強Wiki〜薬の回覧板〜

・オピオイドμ・κ・δ受容体刺激
μ刺激→鎮痛、アセチルコリン遊離抑制による蠕動運動低下による便秘
・延髄咳中枢抑制→鎮咳作用
・延髄CTZのD2受容体刺激→催吐作用
・鎮静作用
・中脳動眼神経核刺激→同行括約筋収縮→縮瞳作用
・脊髄反射亢進→マウスのスウトライプ挙尾反応
・腸管壁からのセロトニン遊離促進→腸管平滑筋5-HT2受容体刺激→消化管緊張亢進→便秘
・オッジ括約筋収縮→胆汁分泌抑制
・ヒスタミン遊離→気管支喘息の悪化、かゆみの誘発
・末梢細静脈を拡張→前負荷減少→急性心不全の肺水腫を改善

〔皮下及び静脈内投与の場合〕
1.激しい疼痛時における鎮痛・鎮静
2.激しい咳嗽発作における鎮咳
3.激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制
4.麻酔前投薬
5.麻酔の補助
6.中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

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〔硬膜外及びくも膜下投与の場合〕
1.激しい疼痛時における鎮痛
2.中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛
3.激しい疼痛を伴う各種癌における鎮痛

パーキンソン病におけるオフ症状の改善
（レボドパ含有製剤の頻回投与及び他の抗パーキンソン病薬の増量等を行っても十分に効果が得られない場合）

1.激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制
2.激しい疼痛時における鎮痛・鎮静・鎮痙
3.激しい咳嗽発作における鎮咳

1.激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制
2.激しい疼痛時における鎮痛・鎮静・鎮痙
3.激しい咳嗽発作における鎮咳

1.各種呼吸器疾患における鎮咳・去痰
2.激しい疼痛時における鎮痛・鎮静
3.激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制

・経口
モルヒネ塩酸塩水和物「タケダ」原末
パシーフカプセル30mg／パシーフカプセル60mg／パシーフカプセル120mg
モルヒネ塩酸塩錠10mg「DSP」
モルヒネ硫酸塩水和物徐放細粒分包10mg「フジモト」
モルヒネ硫酸塩水和物徐放細粒分包30mg「フジモト」
モルペス細粒２％/モルペス細粒６％
MSコンチン錠10mg／MSコンチン錠30mg／MSコンチン錠60mg
MSツワイスロンカプセル10mg／MSツワイスロンカプセル30mg／MSツワイスロンカプセル60mg
オプソ内服液5mg／オプソ内服液10mg

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・注射
モルヒネ塩酸塩注100mgシリンジ「テルモ」
アンペック注10mg／アンペック注50mg
アンペック注200mg
モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」／モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」
モルヒネ塩酸塩注射液200mg「シオノギ」

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・座薬
アンペック坐剤10mg／アンペック坐剤20mg／アンペック坐剤30mg

アポカイン皮下注30mg

日本薬局方　アヘン散

日本薬局方　アヘンチンキ

日本薬局方　ドーフル散

	アンペック坐剤/MSコンチン/MSツワイスロン/モルペス/モルヒネ硫酸塩水和物徐放	モルヒネ塩酸塩錠10mg/モルヒネ塩酸塩水和物原末	アンペック/モルヒネ塩酸塩注射液200mg	オプソ内服液/パシーフカプセル/モルヒネ塩酸塩注100mgシリンジ	アンペック注10/50/モルヒネ塩酸塩注射液10mg/50mg
激しい疼痛時における鎮痛・鎮静	×	○	○	×	○*
激しい咳嗽発作における鎮咳	×	○	○	×	○*
激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制	×	○	○	×	○*
麻酔前投薬	×	×	○	×	○*
麻酔の補助	×	×	○	×	○*
中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛	×	×	○	○	○(*,**)
激しい疼痛時における鎮痛	×	×	×	×	〇**
激しい疼痛を伴う各種癌における鎮痛	○	×	×	×	×

＊〔皮下及び静脈内投与の場合〕
＊＊〔硬膜外及びくも膜下投与の場合〕