薬剤師勉強Wikiは、医薬品の最新情報やニュースなどを紹介します。薬に関わる仕事にお役立できたら幸いです。

鉄芽球性貧血治療薬
・ビタミンB6
・腸内細菌で合成される
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
ビタミンB6男性女性
推奨量(mg/日)耐容上限量(mg/日)推奨量(mg/日)耐容上限量(mg/日)
0〜5(月)0.2※-0.2※-
6〜11(月)0.3※-0.3※-
1〜2(歳)0.5100.510
3〜5(歳)0.6150.615
6〜7(歳)0.8200.720
8〜9(歳)0.9250.925
10〜11(歳)1.1301.130
12〜14(歳)1.4401.340
15〜17(歳)1.5501.345
18〜29(歳)1.4551.145
30〜49(歳)1.4601.145
50〜64(歳)1.4551.145
65〜74(歳)1.4501.140
75以上(歳)1.4501.140
妊婦(付加量)0.2-
授乳婦(付加量)0.3-

作用機序

・アミノ酸を代謝
・ビタミンB6の補充
→ヘモグロビンのヘム合成を促進

効能効果

ピリドキシン塩酸塩
1.ビタミンB6欠乏症の予防及び治療(薬物投与によるものを含む。例えばイソニアジド)
2.ビタミンB6の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
3.ビタミンB6依存症(ビタミンB6反応性貧血など)
4.下記疾患のうち、ビタミンB6の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
(1)口角炎
(2)口唇炎
(3)舌炎
(4)急・慢性湿疹
(5)脂漏性湿疹
(6)接触皮膚炎
(7)末梢神経炎
(8)放射線障害(宿酔)
ベンフォチアミン・B6・B12配合剤
1.本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し,食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患,妊産婦,授乳婦など)
2.下記疾患のうち,本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
(1)神経痛
(2)筋肉痛・関節痛
(3)末梢神経炎・末梢神経麻痺
リボフラビン・ピリドキシン塩酸塩
下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
(1)湿疹・皮膚炎群、
(2)口唇炎・口角炎・口内炎
リン酸チアミンジスルフィド・B6・B12配合剤
1.本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
2.下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
(1)神経痛
(2)筋肉痛・関節痛
(3)末梢神経炎・末梢神経麻痺
レチノール・カルシフェロール配合剤
本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
パントテン酸カルシウム・B2・B6・ニコアミ配合剤
下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
湿疹・皮膚炎群
チアミン・ニコチン酸アミド配合剤
本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦等)
チアミンジスルフィド・B6・B12配合剤
本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
(1)神経痛
(2)筋肉痛・関節痛
(3)末梢神経炎・末梢神経麻痺
チアミン塩化物塩酸塩・B6・B12配合剤
下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
(1)神経痛
(2)末梢神経炎・末梢神経麻痺
オクトチアミン・B2・B6・B12配合剤
1.本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦等)
効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
2.下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
(1)神経痛
(2)筋肉痛・関節痛
(3)末梢神経炎・末梢神経麻痺

含有医薬品

ピリドキシン塩酸塩
ビタミンB6散10%「マルイシ」
ビタミンB6錠30mg「F」
ビーシックス注「フソー」−10mg/ビーシックス注「フソー」−30mg
ピリドキシン塩酸塩注射液10mg「日医工」
ベンフォチアミン・B6・B12配合剤
ビタメジン配合カプセルB25/ビタメジン配合カプセルB50/ビタメジン配合散
シグマビタン配合カプセルB25
ダイメジンスリービー配合カプセル25
リボフラビン・ピリドキシン塩酸塩
ビフロキシン配合錠
リン酸チアミンジスルフィド・B6・B12配合剤
ビタメジン静注用
レチノール・カルシフェロール配合剤
調剤用 パンビタン末
パントテン酸カルシウム・B2・B6・ニコアミ配合剤
デルパント配合顆粒
チアミン・ニコチン酸アミド配合剤
シーパラ注
チアミンジスルフィド・B6・B12配合剤
・経口
アリチア配合錠
ジアイナミックスカプセル
ジアイナ配合カプセル

・注射
ノルニチカミン注
ナイロジン注
ジアイナミックス注射液
ジアイナ配合静注液
ネオラミン・スリービー液(静注用)
チアミン塩化物塩酸塩・B6・B12配合剤
ダイビタミックス注
オクトチアミン・B2・B6・B12配合剤
ノイロビタン配合錠

医薬品の適応一覧

ピリドキシン塩酸塩
すべて同じ
ベンフォチアミン・B6・B12配合剤
すべて同じ
チアミンジスルフィド・B6・B12配合剤
すべて同じ






ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク
メープルシロップ尿症
フェニルアラニン除去ミルク
フェニルケトン尿症

ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク
ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合散「雪印」
フェニルアラニン除去ミルク
フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」

高カロリー輸液用総合ビタミン剤
経口,経腸管栄養補給が不能又は不十分で高カロリー静脈栄養に頼らざるを得ない場合のビタミン補給
経腸成分栄養剤
1.一般に、手術後患者の栄養保持に用いることができるが、特に長期にわたり、経口的食事摂取が困難な場合の経管栄養補給に使用する。
2.一般に,手術後患者の栄養保持に用いることができるが,特に長期にわたり,経口的食事摂取が困難で,単位量当たり高カロリー(1.5kcal/mL)の経腸栄養剤を必要とする下記の患者の経管栄養補給に使用する.
(1)水分の摂取制限が必要な患者(心不全や腎不全を合併している患者など)
(2)安静時エネルギー消費量が亢進している患者(熱傷患者,感染症を合併している患者など)
(3)経腸栄養剤の投与容量を減らしたい患者(容量依存性の腹部膨満感を訴える患者など)
(4)経腸栄養剤の投与時間の短縮が望ましい患者(口腔外科や耳鼻科の術後患者など)
3.一般に、手術前・後の患者に対し、未消化態蛋白を含む経管栄養剤による栄養管理が困難な時用いることができるが、とくに下記の場合に使用する。
(1)未消化態蛋白を含む経管栄養剤の適応困難時の術後栄養管理
(2)腸内の清浄化を要する疾患の栄養管理
(3)術直後の栄養管理
(4)消化管異常病態下の栄養管理
(縫合不全、短腸症候群、各種消化管瘻等)
(5)消化管特殊疾患時の栄養管理
(クローン氏病、潰瘍性大腸炎、消化不全症候群、膵疾患、蛋白漏出性腸症等)
(6)高カロリー輸液の適応が困難となった時の栄養管理(広範囲熱傷等)
4.新生児及び乳幼児の下記疾患の栄養管理に用いる。ただし、適用年令は原則として2才未満とする。
(1)小腸切除、回腸瘻造設等で消化吸収障害を有する場合
(2)悪性腫瘍
(3)心疾患術後
(4)難治性下痢
(5)術前に腸管内の清浄化を要する場合
(6)消化管術後で未消化態タンパクを含む栄養物による栄養管理が困難な場合
(7)ヒルシュスプルング病(short segment)の保存療法、胆道閉鎖、栄養障害等で未消化態タンパクを含む栄養物による栄養管理が困難な場合
肝不全用成分栄養剤
肝性脳症を伴う慢性肝不全患者の栄養状態の改善
アミノ酸・糖・電解質・ビタミン
1.下記状態時のアミノ酸、電解質、水溶性ビタミン及び水分の補給
(1)経口摂取不十分で、軽度の低蛋白血症又は軽度の低栄養状態にある場合
(2)手術前後
2.経口・経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、カロリー、アミノ酸、ビタミン補給
3.経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、アミノ酸、カロリー、ビタミン、亜鉛、鉄、銅、マンガン及びヨウ素の補給


高カロリー輸液用総合ビタミン剤
ビタジェクト注キット
マルタミン注射用
ダイメジン・マルチ注
オーツカMV注
経腸成分栄養剤
イノラス配合経腸用液
エネーボ配合経腸用液
ラコールNF配合経腸用半固形剤
ラコールNF配合経腸用液
ツインラインNF配合経腸用液
エンシュア・H
エンシュア・リキッド
エレンタールP乳幼児用配合内用剤
エレンタール配合内用剤
肝不全用成分栄養剤
ヘパンED配合内用剤
アミノレバンEN配合散
アミノ酸・糖・電解質・ビタミン
フルカリック1号輸液(903mL)/フルカリック1号輸液(1354.5mL)/フルカリック2号輸液(1003mL)/フルカリック2号輸液(1504.5mL)/フルカリック3号輸液(1103mL)
ネオパレン1号輸液(1000mL袋)/ネオパレン1号輸液(1500mL袋)/ネオパレン2号輸液(1000mL袋)/ネオパレン2号輸液(1500mL袋)
エルネオパNF1号輸液(1000mL袋)/エルネオパNF1号輸液(1500mL袋)/エルネオパNF1号輸液(2000mL袋)/エルネオパNF2号輸液(1000mL袋)/エルネオパNF2号輸液(1500mL袋)/エルネオパNF2号輸液(2000mL袋)
ワンパル1号輸液/ワンパル2号輸液
パレプラス輸液(500mL)/パレプラス輸液(1000mL)


経腸成分栄養剤
イノラス/エネーボ/ラコール/ツインライン/エンシュア・リキッドエンシュア・Hエレンタール〃P乳幼児用
手術後患者の栄養保持・経口的食事摂取が困難な場合×××
水分の摂取制限が必要な患者×××
安静時エネルギー消費量が亢進している患者×××
経腸栄養剤の投与容量を減らしたい患者×××
経腸栄養剤の投与時間の短縮が望ましい患者×××
未消化態蛋白を含む経管栄養剤の適応困難時の術後栄養管理×××
腸内の清浄化を要する疾患の栄養管理×××
術直後の栄養管理×××
消化管異常病態下の栄養管理×××
消化管特殊疾患時の栄養管理×××
高カロリー輸液の適応が困難となった時の栄養管理×××
小腸切除、回腸瘻造設等で消化吸収障害を有する場合×××
悪性腫瘍×××
心疾患術後×××
難治性下痢×××
術前に腸管内の清浄化を要する場合×××
消化管術後で未消化態タンパクを含む栄養物による栄養管理が困難な場合×××
ヒルシュスプルング病(short segment)の保存療法、胆道閉鎖、栄養障害等×××
アミノ酸・糖・電解質・ビタミン
パレプラスネオパレン/フルカリックエルネオパ/ワンパル
アミノ酸、電解質、水溶性ビタミン及び水分の補給××
水分、電解質、カロリー、アミノ酸、ビタミン補給××
水分、電解質、アミノ酸、カロリー、ビタミン、亜鉛、鉄、銅、マンガン及びヨウ素の補給××

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

調剤

  • 調剤報酬?
  • 調剤加算?
  • 医科関連?
  • 薬事?
  • 保険?
  • レセプト請求?
  • 公費?

医薬品情報

粉砕可否一覧?
配合変化一覧
気をつけるべき薬
医薬品のまとめ

五十音順

市販薬

五十音順別

/////
/////漢方薬?

薬の効き方

  • 解熱・鎮痛
  • 外用消炎鎮痛
  • 鼻炎
  • 鎮咳・去痰
  • かぜ?
  • 胃腸?
  • 整腸・止瀉?
  • 便秘・痔?
  • 歯科・皮膚炎?
  • 虫刺され・かゆみ止め?
  • 虫よけ?
  • しもやけ、ひび、あかぎれ?
  • うおの目、たこ、いぼ?
  • 体臭予防・制汗?
  • にきび?
  • やけど?
  • サンスクリーン?
  • 殺菌消毒、救急絆創膏?
  • みずむし?
  • 毛髪?
  • 眼科?
  • 催眠鎮静?
  • 眠気防止?
  • 乗り物酔い止め?
  • 強心?
  • 禁煙補助?
  • 生活習慣病?
  • 排尿障害?
  • ビタミン?
  • 滋養強壮、カルシウム、アミノ酸など?

妊娠と授乳

薬物

【メニュー編集】

管理人/副管理人のみ編集できます

メンバー募集!