トリアムシノロンアセトニド

合成糖質コルチコイド

作用機序

・細胞質の受容体に結合し、核内へ移行
①糖利用を抑制、糖新生を促進
→血糖を上昇
②タンパク質をアミノ酸に分解(タンパク質異化促進)
→筋肉重量、骨基質タンパク質を減少
③トリアシルグリセロールの分解を促進
→血中遊離脂肪酸を増加
→脂肪分解を促進
④抗炎症
⑤マクロファージの集積・活性化を抑制
→免疫反応を抑制
⑥PGE2産生を抑制
→HCL分泌を促進、粘液分泌を抑制
→胃酸分泌を促進
⑦鉱質コルチコイド作用
→Na+貯留、K+排泄

効能効果

1.湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)
2.皮膚そう痒症
3.痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む)
4.紅斑症(多形滲出性紅斑、結節性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑)
5.紅皮症(悪性リンパ腫による紅皮症を含む)
6.皮膚粘膜症候群(ベーチェット病を含む)
7..虫さされ
8.乾癬
9.掌蹠膿疱症
10.薬疹・中毒疹
11.円形脱毛症(悪性を含む)
12.熱傷(瘢痕、ケロイドを含む)
13.凍瘡
14.天疱瘡群
15.ジューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡を含む)
16.扁平苔癬
17.毛孔性紅色粃糠疹
18.慢性剥離性歯肉炎、びらん又は潰瘍を伴う難治性口内炎及び舌炎。
19.アフタ性口内炎
（関節腔内注射）
1.○関節リウマチ
2.若年性関節リウマチ（スチル病を含む）
3.○強直性脊椎炎（リウマチ性脊椎炎）に伴う四肢関節炎
4.変形性関節症（炎症症状がはっきり認められる場合）
5.外傷後関節炎
6.非感染性慢性関節炎
（軟組織内注射）
1.○関節周囲炎（非感染性のものに限る）
2.腱炎（非感染性のものに限る）
3.腱周囲炎（非感染性のものに限る）
4.○耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
5.○難治性口内炎及び舌炎（局所療法で治癒しないもの）
（腱しょう内注射）
1.○関節周囲炎（非感染性のものに限る）
2.腱炎（非感染性のものに限る）
3.腱しょう炎（非感染性のものに限る）
4.腱周囲炎（非感染性のものに限る）
（滑液のう内注入）
1.○関節周囲炎（非感染性のものに限る）
2.腱周囲炎（非感染性のものに限る）
3.滑液包炎（非感染性のものに限る）
（筋肉内注射）
1.○慢性副腎皮質機能不全（原発性、続発性、下垂体性、医原性）
2.※副腎性器症候群
3.※亜急性甲状腺炎
4.※甲状腺中毒症〔甲状腺（中毒性）クリーゼ〕
5.○関節リウマチ
6.若年性関節リウマチ（スチル病を含む）
7.リウマチ熱（リウマチ性心炎を含む）
8.リウマチ性多発筋痛
9.＊○エリテマトーデス（全身性及び慢性円板状）
10.全身性血管炎（高安動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症を含む）
11.多発性筋炎（皮膚筋炎）
12.※強皮症
13.○※ネフローゼ及びネフローゼ症候群
14.○※うっ血性心不全
15.○気管支喘息（但し、筋肉内注射以外の投与法では不適当な場合に限る）
16.※薬剤その他の化学物質によるアレルギー・中毒（薬疹、中毒疹を含む）
17.※血清病
18.○※重症感染症（化学療法と併用する）
19.○※溶血性貧血（免疫性又は免疫性機序の疑われるもの）
20.※白血病（急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病）（皮膚白血病を含む）
21.※顆粒球減少症（本態性、続発性）
22.※紫斑病（血小板減少性及び血小板非減少性）
23.※再生不良性貧血
25.※凝固因子の障害による出血性素因
26.○※限局性腸炎
27.※潰瘍性大腸炎
28.○※重症消耗性疾患の全身状態の改善（癌末期、スプルーを含む）
29.○※肝硬変（活動型、難治性腹水を伴うもの、胆汁うっ滞を伴うもの）
30.○※脳脊髄炎（脳炎、脊髄炎を含む）（但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いること）
31.※末梢神経炎（ギランバレー症候群を含む）
32.※重症筋無力症
33.※多発性硬化症（視束脊髄炎を含む）
34.※小舞踏病
35.※顔面神経麻痺
36.※脊髄蜘網膜炎
37.○※悪性リンパ腫（リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症）及び類似疾患（近縁疾患）
38.※好酸性肉芽腫
39.○※特発性低血糖症
40.○副腎摘除
41.※臓器・組織移植
42.※副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲
43.○※蛇毒・昆虫毒（重症の虫さされを含む）
44.○強直性脊椎炎（リウマチ性脊椎炎）
45.○※卵管整形術後の癒着防止
46.○※前立腺癌（他の療法が無効な場合）、※乳癌の再発転移
47.○★※湿疹・皮膚炎群（急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部あるいは肛門湿疹、耳介及び外耳道の湿疹・皮膚炎、鼻前庭及び鼻翼周辺の湿疹・皮膚炎など）（但し、重症例以外は極力投与しないこと）*,**
48.※蕁麻疹（慢性例を除く）（重症例に限る）
49.★※乾癬及び類症〔尋常性乾癬（重症例）関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、けい留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群〕***
50.★※掌蹠膿疱症（重症例に限る）
51.★※扁平苔癬（重症例に限る）
52.限局性強皮症〇〇
53.※成年性浮腫性硬化症
54.※紅斑症（★多形滲出性紅斑、結節性紅斑）（但し、多形滲出性紅斑の場合は重症例に限る）
55.※粘膜皮膚眼症候群〔開口部びらん性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病（眼症状のない場合）、リップシュッツ急性陰門潰瘍〕
56.天疱瘡群（尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear-Usher症候群、増殖性天疱瘡）
57.※デューリング疱疹状皮膚炎（類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む）
58.※帯状疱疹（重症例に限る）
59.★※紅皮症（ヘブラ紅色粃糠疹を含む）
60.○★※痒疹群（小児ストロフルス、蕁麻疹様苔癬、固定蕁麻疹を含む）（但し、重症例に限る。また、固定蕁麻疹は局注が望ましい）
61.○※内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法（ブドウ膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺）
62.※外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合（眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎）
63.○※急性・慢性中耳炎
64.※滲出性中耳炎・耳管狭窄症
65.アレルギー性鼻炎
66.花粉症（枯草熱）
67.副鼻腔炎・鼻茸
68.喉頭炎・喉頭浮腫
69.※喉頭ポリープ・結節
70.※食道の炎症（腐しょく性食道炎、直達鏡使用後）及び食道拡張術後
71.耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
72.○口腔外科領域手術後の後療法
（ネブライザー）
1.○気管支喘息
2.○びまん性間質性肺炎（肺線維症）（放射線肺臓炎を含む）
3.○アレルギー性鼻炎
4.花粉症（枯草熱）
5.副鼻腔炎・鼻茸
6.喉頭炎・喉頭浮腫
7.喉頭ポリープ・結節
8.食道の炎症（腐しょく性食道炎、直達鏡使用後）及び食道拡張術後
9.耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
（鼻腔内注入）
1.○アレルギー性鼻炎
2.花粉症（枯草熱）
3.副鼻腔炎・鼻茸
4.耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
（副鼻腔内注入）
1.○副鼻腔炎・鼻茸
2.耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
（鼻甲介内注射）
1.○アレルギー性鼻炎
2.花粉症（枯草熱）
3.耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
（鼻茸内注射）
○副鼻腔炎・鼻茸
（喉頭・気管注入）
1.○喉頭炎・喉頭浮腫
2.喉頭ポリープ・結節
3.耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
（中耳腔内注入）
1.○急性・慢性中耳炎
2.滲出性中耳炎・耳管狭窄症
3.耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
（耳管内注入）
○滲出性中耳炎・耳管狭窄症
（食道注入）
○食道の炎症（腐しょく性食道炎、直達鏡使用後）及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法
（注）※：経口投与不能時。
★：外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いること。
［硝子体内投与］
1.硝子体手術時の硝子体可視化
2.糖尿病黄斑浮腫
［テノン嚢下投与］
下記の疾患に伴う黄斑浮腫の軽減
(1)糖尿病黄斑浮腫
(2)網膜静脈閉塞症
(3)非感染性ぶどう膜炎

＊皮内用は局所皮内注射で記載。
＊＊皮内用は、局注は浸潤、苔癬化の著しい場合のみとする、と記載あり。
＊＊＊皮内用は、のうち尋常性乾癬、と記載あり。
＊＊＊＊皮内用はまた、固定蕁麻疹は局注が望ましい、と記載なし。

含有医薬品

トリアムシノロンアセトニド

・塗り薬
ノギロン軟膏0.1％
レダコート軟膏0.1％／レダコートクリーム0.1％
トリアムシノロンアセトニドゲル0.1%「TK」／トリアムシノロンアセトニドクリーム0.1%「TK」
トリシノロンゲル０．１％／トリシノロンクリーム０．１％

・口腔用軟膏
オルテクサー口腔用軟膏0.1％

・口腔用貼付剤
アフタッチ口腔用貼付剤25μg
トリアムシノロンアセトニド口腔用貼付剤25μg「大正」

・関節腔内用水懸注
ケナコルト-A筋注用関節腔内用水懸注40mg/１mL
ケナコルト-A皮内用関節腔内用水懸注50mg/５mL

・眼注用
マキュエイド眼注用40mg

医薬品の適応一覧

	塗り薬	口腔用軟膏	口腔用貼付剤	筋注用関節腔内	皮内用関節腔内	眼注用
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)	〇	×	×	×	×	×
皮膚そう痒症	〇	×	×	×	×	×
痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む)	〇	×	×	×	×	×
紅斑症(多形滲出性紅斑、結節性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑)	〇	×	×	×	×	×
紅皮症(悪性リンパ腫による紅皮症を含む)	〇	×	×	×	×	×
皮膚粘膜症候群(ベーチェット病を含む)	〇	×	×	×	×	×
虫さされ	〇	×	×	×	×	×
乾癬	〇	×	×	×	×	×
掌蹠膿疱症	〇	×	×	×	×	×
薬疹・中毒疹	〇	×	×	×	×	×
円形脱毛症(悪性を含む)	〇	×	×	×	×	×
熱傷(瘢痕、ケロイドを含む)	〇	×	×	×	×	×
凍瘡	〇	×	×	×	×	×
天疱瘡群	〇	×	×	×	×	×
ジューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡を含む)	〇	×	×	×	×	×
扁平苔癬	〇	×	×	×	×	×
毛孔性紅色粃糠疹	〇	×	×	×	×	×
慢性剥離性歯肉炎、びらん又は潰瘍を伴う難治性口内炎及び舌炎。	×	〇	×	×	×	×
アフタ性口内炎	×	×	〇	×	×	×
（関節腔内注射）	×	×	×	〇	〇	×
○関節リウマチ	×	×	×	〇	〇	×
若年性関節リウマチ（スチル病を含む）	×	×	×	〇	〇	×
○強直性脊椎炎（リウマチ性脊椎炎）に伴う四肢関節炎	×	×	×	〇	〇	×
変形性関節症（炎症症状がはっきり認められる場合）	×	×	×	〇	〇	×
外傷後関節炎	×	×	×	〇	〇	×
非感染性慢性関節炎	×	×	×	〇	〇	×
（軟組織内注射）	×	×	×	〇	〇	×
○関節周囲炎（非感染性のものに限る）	×	×	×	〇	〇	×
腱炎（非感染性のものに限る）	×	×	×	〇	〇	×
腱周囲炎（非感染性のものに限る）	×	×	×	〇	〇	×
○耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法	×	×	×	〇	〇	×
○難治性口内炎及び舌炎（局所療法で治癒しないもの）	×	×	×	〇	〇	×
（腱しょう内注射）	×	×	×	〇	〇	×
○関節周囲炎（非感染性のものに限る）	×	×	×	〇	〇	×
腱炎（非感染性のものに限る）	×	×	×	〇	〇	×
腱しょう炎（非感染性のものに限る）	×	×	×	〇	〇	×
腱周囲炎（非感染性のものに限る）	×	×	×	〇	〇	×
（滑液のう内注入）	×	×	×	〇	〇	×
○関節周囲炎（非感染性のものに限る）	×	×	×	〇	〇	×
腱周囲炎（非感染性のものに限る）	×	×	×	〇	〇	×
滑液包炎（非感染性のものに限る）	×	×	×	〇	〇	×
（筋肉内注射）	×	×	×	〇	×	×
○慢性副腎皮質機能不全（原発性、続発性、下垂体性、医原性）	×	×	×	〇	×	×
※副腎性器症候群	×	×	×	〇	×	×
※亜急性甲状腺炎	×	×	×	〇	×	×
※甲状腺中毒症〔甲状腺（中毒性）クリーゼ〕	×	×	×	〇	×	×
○関節リウマチ	×	×	×	〇	×	×
若年性関節リウマチ（スチル病を含む）	×	×	×	〇	×	×
リウマチ熱（リウマチ性心炎を含む）	×	×	×	〇	×	×
リウマチ性多発筋痛	×	×	×	〇	×	×
＊○エリテマトーデス（全身性及び慢性円板状）	×	×	×	〇	×	×
全身性血管炎（高安動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症を含む）	×	×	×	〇	×	×
多発性筋炎（皮膚筋炎）	×	×	×	〇	×	×
※強皮症	×	×	×	〇	×	×
○※ネフローゼ及びネフローゼ症候群	×	×	×	〇	×	×
○※うっ血性心不全	×	×	×	〇	×	×
○気管支喘息（但し、筋肉内注射以外の投与法では不適当な場合に限る）	×	×	×	〇	×	×
※薬剤その他の化学物質によるアレルギー・中毒（薬疹、中毒疹を含む）	×	×	×	〇	×	×
※血清病	×	×	×	〇	×	×
○※重症感染症（化学療法と併用する）	×	×	×	〇	×	×
○※溶血性貧血（免疫性又は免疫性機序の疑われるもの）	×	×	×	〇	×	×
※白血病（急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病）（皮膚白血病を含む）	×	×	×	〇	×	×
※顆粒球減少症（本態性、続発性）	×	×	×	〇	×	×
※紫斑病（血小板減少性及び血小板非減少性）	×	×	×	〇	×	×
※再生不良性貧血	×	×	×	〇	×	×
※凝固因子の障害による出血性素因	×	×	×	〇	×	×
○※限局性腸炎	×	×	×	〇	×	×
※潰瘍性大腸炎	×	×	×	〇	×	×
○※重症消耗性疾患の全身状態の改善（癌末期、スプルーを含む）	×	×	×	〇	×	×
○※肝硬変（活動型、難治性腹水を伴うもの、胆汁うっ滞を伴うもの）	×	×	×	〇	×	×
○※脳脊髄炎（脳炎、脊髄炎を含む）（但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いること）	×	×	×	〇	×	×
※末梢神経炎（ギランバレー症候群を含む）	×	×	×	〇	×	×
※重症筋無力症	×	×	×	〇	×	×
※多発性硬化症（視束脊髄炎を含む）	×	×	×	〇	×	×
※小舞踏病	×	×	×	〇	×	×
※顔面神経麻痺	×	×	×	〇	×	×
※脊髄蜘網膜炎	×	×	×	〇	×	×
○※悪性リンパ腫（リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症）及び類似疾患（近縁疾患）	×	×	×	〇	×	×
※好酸性肉芽腫	×	×	×	〇	×	×
○※特発性低血糖症	×	×	×	〇	×	×
○副腎摘除	×	×	×	〇	×	×
※臓器・組織移植	×	×	×	〇	×	×
※副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲	×	×	×	〇	×	×
○※蛇毒・昆虫毒（重症の虫さされを含む）	×	×	×	〇	×	×
○強直性脊椎炎（リウマチ性脊椎炎）	×	×	×	〇	×	×
○※卵管整形術後の癒着防止	×	×	×	〇	×	×
○※前立腺癌（他の療法が無効な場合）、※乳癌の再発転移	×	×	×	〇	×	×
○★※湿疹・皮膚炎群（急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部あるいは肛門湿疹、耳介及び外耳道の湿疹・皮膚炎、鼻前庭及び鼻翼周辺の湿疹・皮膚炎など）（但し、重症例以外は極力投与しないこと）	×	×	×	〇	〇,*	×
※蕁麻疹（慢性例を除く）（重症例に限る）	×	×	×	〇	×	×
★※乾癬及び類症〔尋常性乾癬（重症例）関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、けい留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群〕	×	×	×	〇	〇***	×
★※掌蹠膿疱症（重症例に限る）	×	×	×	〇	×	×
★※扁平苔癬（重症例に限る）	×	×	×	〇	〇	×
限局性強皮症	×	×	×	×	〇	×
※成年性浮腫性硬化症	×	×	×	〇	×	×
※紅斑症（★多形滲出性紅斑、結節性紅斑）（但し、多形滲出性紅斑の場合は重症例に限る）	×	×	×	〇	×	×
※粘膜皮膚眼症候群〔開口部びらん性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病（眼症状のない場合）、リップシュッツ急性陰門潰瘍〕	×	×	×	〇	×	×
天疱瘡群（尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear-Usher症候群、増殖性天疱瘡）	×	×	×	〇	×	×
★円形脱毛症（悪性型に限る）	×	×	×	×	〇	×
※デューリング疱疹状皮膚炎（類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む）	×	×	×	〇	×	×
※帯状疱疹（重症例に限る）	×	×	×	〇	×	×
★※紅皮症（ヘブラ紅色粃糠疹を含む）	×	×	×	〇	×	×
○★※痒疹群（小児ストロフルス、蕁麻疹様苔癬、固定蕁麻疹を含む）（但し、重症例に限る。また、固定蕁麻疹は局注が望ましい）	×	×	×	〇	〇****	×
○※内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法（ブドウ膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺）	×	×	×	〇	×	×
※外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合（眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎）	×	×	×	〇	×	×
○※急性・慢性中耳炎	×	×	×	〇	×	×
※滲出性中耳炎・耳管狭窄症	×	×	×	〇	×	×
アレルギー性鼻炎	×	×	×	〇	×	×
花粉症（枯草熱）	×	×	×	〇	×	×
副鼻腔炎・鼻茸	×	×	×	〇	×	×
喉頭炎・喉頭浮腫	×	×	×	〇	×	×
※喉頭ポリープ・結節	×	×	×	〇	×	×
※食道の炎症（腐しょく性食道炎、直達鏡使用後）及び食道拡張術後	×	×	×	〇	×	×
耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法	×	×	×	〇	〇	×
○口腔外科領域手術後の後療法	×	×	×	〇	×	×
（ネブライザー）	×	×	×	〇	〇	×
○気管支喘息	×	×	×	〇	〇	×
○びまん性間質性肺炎（肺線維症）（放射線肺臓炎を含む）	×	×	×	〇	〇	×
○アレルギー性鼻炎	×	×	×	〇	〇	×
花粉症（枯草熱）	×	×	×	〇	〇	×
副鼻腔炎・鼻茸	×	×	×	〇	〇	×
喉頭炎・喉頭浮腫	×	×	×	〇	〇	×
喉頭ポリープ・結節	×	×	×	〇	〇	×
食道の炎症（腐しょく性食道炎、直達鏡使用後）及び食道拡張術後	×	×	×	〇	〇	×
耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法	×	×	×	〇	〇	×
（鼻腔内注入）	×	×	×	〇	〇	×
○アレルギー性鼻炎	×	×	×	〇	〇	×
花粉症（枯草熱）	×	×	×	〇	〇	×
副鼻腔炎・鼻茸	×	×	×	〇	〇	×
耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法	×	×	×	〇	〇	×
（副鼻腔内注入）	×	×	×	〇	〇	×
○副鼻腔炎・鼻茸	×	×	×	〇	〇	×
耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法	×	×	×	〇	〇	×
（鼻甲介内注射）	×	×	×	〇	〇	×
○アレルギー性鼻炎	×	×	×	〇	〇	×
花粉症（枯草熱）	×	×	×	〇	〇	×
耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法	×	×	×	〇	〇	×
（鼻茸内注射）	×	×	×	〇	〇	×
○副鼻腔炎・鼻茸	×	×	×	〇	〇	×
（喉頭・気管注入）	×	×	×	〇	〇	×
○喉頭炎・喉頭浮腫	×	×	×	〇	〇	×
喉頭ポリープ・結節	×	×	×	〇	〇	×
耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法	×	×	×	〇	〇	×
（中耳腔内注入）	×	×	×	〇	〇	×
○急性・慢性中耳炎	×	×	×	〇	〇	×
滲出性中耳炎・耳管狭窄症	×	×	×	〇	〇	×
耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法	×	×	×	〇	〇	×
（耳管内注入）	×	×	×	〇	〇	×
○滲出性中耳炎・耳管狭窄症	×	×	×	〇	〇	×
（食道注入）	×	×	×	〇	〇	×
○食道の炎症（腐しょく性食道炎、直達鏡使用後）及び食道拡張術後、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法	×	×	×	〇	〇	×
［硝子体内投与］	×	×	×	×	×	〇
硝子体手術時の硝子体可視化	×	×	×	×	×	〇
糖尿病黄斑浮腫	×	×	×	×	×	〇
［テノン嚢下投与］	×	×	×	×	×	〇
下記の疾患に伴う黄斑浮腫の軽減	×	×	×	×	×	〇
糖尿病黄斑浮腫	×	×	×	×	×	〇
網膜静脈閉塞症	×	×	×	×	×	〇
非感染性ぶどう膜炎	×	×	×	×	×	〇

＊皮内用は局所皮内注射で記載。
＊＊皮内用は、局注は浸潤、苔癬化の著しい場合のみとする、と記載あり。
＊＊＊皮内用は、のうち尋常性乾癬、と記載あり。
＊＊＊＊皮内用はまた、固定蕁麻疹は局注が望ましい、と記載なし。

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健康/医療
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