アミノフィリン

キサンチン誘導体
・テオフィリンとエチレンジアミンの化合物
・薬効本体はテオフィリン
・体重当たりのクリアランスは、小児(1～9才)では成人より高い

作用機序

①ホスホジエステラーゼ阻害
②アデノシンA1受容体遮断
①、②→細胞内cAMP増加→心筋収縮力増強、血管拡張による後負荷を軽減

効能効果

1.気管支喘息
2.喘息性（様）気管支炎
3.閉塞性肺疾患（肺気腫、慢性気管支炎など）における呼吸困難
4.肺性心
5.うっ血性心不全
6.心臓喘息（発作予防）
7.肺水腫
8.心臓喘息
9.チェーン・ストークス呼吸
10.狭心症（発作予防）
11.脳卒中発作急性期
12.早産・低出生体重児における原発性無呼吸（未熟児無呼吸発作）

含有医薬品

・経口
ネオフィリン原末
ネオフィリン錠100mg

・注射
アプニション静注15mg
アミノフィリン静注250mg「日新」／アミノフィリン静注250mgPB「日新」
ネオフィリン注250mg／ネオフィリン注PL250mg
ネオフィリン注点滴用バッグ250mg
アミノフィリン静注2.5％「ミタ」
アミノフィリン静注液250mg「ツルハラ」
アミノフィリン注250mg「NP」
キョーフィリン静注250mg

医薬品の適応一覧

	経口	注射15mg	〃250mg
気管支喘息	○	×	○
喘息性（様）気管支炎	○	×	○
閉塞性肺疾患	○	×	○
肺性心	○	×	○
うっ血性心不全	○	×	○
心臓喘息	○*	×	○
肺水腫	×	×	○
チェーン・ストークス呼吸	×	×	○
狭心症（発作予防）	×	×	○
脳卒中発作急性期	×	×	○
原発性無呼吸	×	○	×

＊発作予防

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健康/医療
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