薬剤師勉強Wiki〜薬の回覧板〜

・構成元素のヨウ素がX線を多く吸収
→本剤と生体組織との間に、X線画像上のコントラストを生じる

1.消化管撮影
下記の場合における消化管造影
(1)狭窄の疑いのあるとき
(2)急性出血
(3)穿孔の恐れのあるとき（消化器潰瘍、憩室）
(4)その他、外科手術を要する急性症状時
(5)胃及び腸切除後（穿孔の危険、縫合不全）
(6)内視鏡検査法実施前の異物及び腫瘍の造影
(7)胃・腸瘻孔の造影
2.コンピューター断層撮影における上部消化管造影
3.逆行性尿路撮影
4.内視鏡的逆行性膵胆管撮影
5.経皮経肝胆道撮影
6.関節撮影
7.唾液腺撮影

ガストログラフイン経口・注腸用
ウログラフイン注60％（20mL）／ウログラフイン注60％（100mL）／ウログラフイン注76％（20mL）

	経口・注腸用	注60％	注76％
下記の場合における消化管造影	○	×	×
狭窄の疑いのあるとき	○	×	×
急性出血	○	×	×
穿孔の恐れのあるとき	○	×	×
その他、外科手術を要する急性症状時	○	×	×
胃及び腸切除後	○	×	×
内視鏡検査法実施前の異物及び腫瘍の造影	○	×	×
胃・腸瘻孔の造影	○	×	×
上部消化管造影	○	×	×
逆行性尿路撮影	×	○	×
内視鏡的逆行性膵胆管撮影	×	○	×
経皮経肝胆道撮影	×	○	×
関節撮影	×	○	×
唾液腺撮影	×	×	○