薬剤師勉強Wiki〜薬の回覧板〜

・アドレナリンα,β受容体刺激
(心臓β1)→心筋収縮力増強および心拍数増加→心拍出量を増加
(血管α1/β2)→α1の血圧上昇がβ2の血圧低下を上回るため、結果として血圧を上昇させる、気道粘膜浮腫を除去
(気管支・消化管・子宮平滑筋β2刺激)→平滑筋を弛緩、胃腸管の運動を低下、子宮筋を弛緩
(瞳孔散大筋α1)→瞳孔を散大
(膀胱排尿筋β2/膀胱括約筋α1)→尿の排泄を抑制
(肝臓β2)→グリコーゲン分解を促進→血糖値上昇
(脂肪組織β1/β3)→リパーゼを活性化→脂肪分解を促進→血中遊離脂肪酸濃度を上昇させる

1.気管支喘息、百日咳に基づく気管支痙攣の緩解
2.各種疾患もしくは状態に伴う急性低血圧又はショック時の補助治療
3.局所麻酔薬の作用延長
4.手術時の局所出血の予防と治療
5.心停止の補助治療
6.虹彩毛様体炎時における虹彩癒着の防止
7.耳鼻咽喉科領域における局所出血
8.耳鼻咽喉科領域における粘膜の充血・腫脹
9.外創における局所出血
10.蜂毒、食物及び薬物等に起因するアナフィラキシー反応に対する補助治療
（アナフィラキシーの既往のある人またはアナフィラキシーを発現する危険性の高い人に限る）

1.硬膜外麻酔
2.伝達麻酔
3.浸潤麻酔
4.表面麻酔
5.歯科領域における浸潤麻酔又は伝達麻酔

・ボスミン注1mg
・アドレナリン注０．１％シリンジ「テルモ」(1mL)
・エピペン注射液0.15mg／エピペン注射液0.3mg
・ボスミン外用液0.1%

・注射
・キシロカイン注射液「0.5%」エピレナミン（1：100,000）含有／キシロカイン注射液「1%」エピレナミン（1：100,000）含有／キシロカイン注射液「2%」エピレナミン（1：80,000）含有

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・歯科用注射
・キシレステシンA注射液（カートリッジ）
・オーラ注歯科用カートリッジ１．０ｍＬ／オーラ注歯科用カートリッジ１．８ｍＬ
・エピリド配合注歯科用カートリッジ1.8mL
・歯科用キシロカインカートリッジ

	ボスミン外用液	ボスミン注	アドレナリン注	エピペン
気管支喘息、百日咳に基づく気管支痙攣の緩解	○	○	○	×
急性低血圧又はショック時の補助治療	×	○	○	×
局所麻酔薬の作用延長 (*粘膜面の表面麻酔に限る)	○*	○	×	×
手術時の局所出血の予防と治療	○	○	×	×
心停止の補助治療	×	○	○	×
虹彩毛様体炎時における虹彩癒着の防止	×	○	×	×
耳鼻咽喉科領域における局所出血	○	×	×	×
耳鼻咽喉科領域における粘膜の充血・腫脹	○	×	×	×
外創における局所出血	○	×	×	×
アナフィラキシー反応に対する補助治療	×	×	×	○

	キシロカイン注射液「0.5%」	〃「1%」／「2%」	歯科用注射
硬膜外麻酔	○	○	×
伝達麻酔	○	○	×
浸潤麻酔	○	○	×
表面麻酔	×	○	×
歯科領域における浸潤麻酔又は伝達麻酔	×	×	○