薬剤師勉強Wiki〜薬の回覧板〜 - ピンドロール
・ISAを有するため、過度の心抑制が起こりにくく、徐脈傾向の患者にも使いやすい
・β2受容体遮断作用によって、安静時狭心症や気管支喘息が悪化する。
(冠血管収縮による安静時狭心症の悪化、気管支収縮による気管支喘息の誘発・悪化)

作用機序

非選択的アドレナリンβ受容体遮断
・β1受容体遮断
(心臓)→心筋収縮力と心拍数を低下→心筋の酸素消費を減少
(腎臓)→傍糸球体細胞からのレニン分泌を抑制→レニン-アンギオテンシン系抑制

効能効果

1.本態性高血圧症(軽症〜中等症)
2.狭心症
3.洞性頻脈

含有医薬品

カルビスケン錠5mg
ブロクリン-Lカプセル5mg/ブロクリン-Lカプセル15mg
ピンドロール錠5mg「ツルハラ」

医薬品の適応一覧

カルビスケンピンドロールブロクリン-L
本態性高血圧症(軽症〜中等症)
狭心症×
洞性頻脈×